みなさんがご自分でペンキを塗ろうと思った時には、いろいろと準備が必要に
なると思われます。
軍手を用意したり、汚れてもかまわない服装に着替えたり・・でも肝心なのは
ペンキが用意できた時、何を使ってそれを塗るかということ。
ここでは一般的な塗装道具(方法)についてご紹介させていただきます。
最も良く使われる方法です。
ハケにもいろいろな種類があります。使用する塗料や塗装箇所、面積などによっても様々です。
狭い所は小さいハケ、広い所は大きいハケと使いわけたほうが、仕上がりもキレイで時間も短縮できます。
利点・・・手軽である。対象物の形を選ばず、狭い所や手の届きにくい所、
コーナー部まで塗装することができる。マスキングが簡単。
欠点・・・広くて大きな物を塗る時にはハケ目(毛の筋)が出やすい。
こちらも種類は様々です。
毛足の長い物、短い物、太い物、細い物、ここでは紹介しきれない程です。
外壁、内壁、屋根など使用されるペンキも箇所も様々でしょう。
やはり、使用する塗料や塗装箇所に応じて相応しいタイプを正しく選択する
必要があります。
利点・・・塗装が簡単。塗りムラが出にくいため、広くて平らな面積を塗装
するのに最適。マスキング(養生)が簡単。
欠点・・・狭い所やコーナー部にはローラーが届かないため塗装できない。
塗装対象の大きさや形状によっては使用できない場合がある。
今や、いろいろな種類のスプレー缶タイプの塗料が販売されています。
手軽さや仕上がりという点では申し分なく便利な商品です。
しかし、塗装職人が使用する業務用のスプレーは、ひと味違います。
利点・・・手軽で仕上がり面が美しい。凹凸面や広い面も短時間で塗装
が可能。
欠点・・・使いこなすテクニックが必要。飛び散る性質の為マスキング
(養生)などの充分な事前対策が必要。室内の使用は不向き。
コンプレッサーなどの設備や関連道具が必要。